このサイトについて・使い方

「理想の住処」は、死ぬまで住み続けたいと思える場所を探すための地図です。家やマンションの広告には、駅からの分数や間取りは書いてあっても、その土地が大雨のときにどうなるか、夜道がどのくらい安心か、近くに救急病院があるかまではあまり書いてありません。このサイトは、国や都県が公開しているデータを一つの地図に重ねて、候補の場所を同じものさしで比べられるようにしています。

このサイトでできること

使い方

  1. 場所を選ぶ:画面左上の検索欄に住所や地名(例:三芳町藤久保)を入れて「検索」を押すか、地図を直接クリックします。
  2. 判定を見る:「判定」タブに、項目ごとの結果と、その地点が条件を満たしているかが出ます。「重ねるハザードマップで確認」「J-SHIS で確認」のリンクから、元のデータの地図も開けます。
  3. 条件を決める:「条件」タブで、気になる項目は厳しく、気にしない項目は「気にしない」にします。たとえば小さな子どもがいるなら小児科までの距離を、車を持たないなら駅やスーパーまでの距離を厳しくする、といった使い方です。
  4. エリアを塗る:地図を探したい地域に合わせてから、「エリア」タブの「表示範囲を絞り込む」を押します。地図を動かしたら、もう一度押して塗り直します。
  5. 町を比べる:塗り終わると下に町名ごとの一覧が出ます。クリア率の高い町を候補にし、気になる地点は「候補」タブに保存して見比べます。

地図を開いて探す

判定する項目と基準

どの項目も、公開データに書かれている想定や数値を、このサイトが決めた区切りで3段階に分けています。区切りの考え方もあわせて書きます。

安全性(災害)

項目安全注意危険
洪水浸水想定(想定最大規模・計画規模)区域外0.5m未満0.5m以上
浸水が続く時間区域外半日〜1日数日以上
家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流・河岸侵食)該当なし—該当あり
内水(雨水があふれる)浸水想定区域外0.5m未満0.5m以上
土砂災害(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)区域外警戒区域特別警戒区域
津波浸水想定・高潮浸水想定区域外0.5m未満0.5m以上
30年以内に震度6弱以上になる確率3%未満3〜26%26%以上
表層地盤増幅率(揺れやすさ)1.4未満1.4〜1.81.8以上

浸水の0.5mは、大人の膝くらいまでの深さで、床下浸水と床上浸水の目安になる線です。地震の確率は、関東ではほぼ全域で26%を超えるため、この項目だけで場所を選ぶと首都圏はどこも「危険」になります。首都圏で比べるときは、同じ揺れでも揺れが大きくなりやすいかどうかを表す「地盤の揺れやすさ」のほうで差をつけるのがおすすめです。

治安(街頭犯罪)

項目安全注意危険
街頭犯罪の発生率(人口1000人あたり年間件数)2件未満2〜5件5件以上

各都県警察の犯罪オープンデータから、2023〜2025年の3年分を町丁目ごとに数え、国勢調査の人口で割っています。区切りは埼玉県内の町(人口300人以上)の分布をもとにしていて、中央値がおよそ1.7件、上位4分の1がおよそ2.8件、上位1割がおよそ4.9件でした。人口300人未満の町は参考値、人口0の町は「不明」と表示します。

対象は、ひったくり・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗の7種類だけです。空き巣や暴力をともなう犯罪は、町丁目ごとのデータが公開されていないため入っていません。また件数の約7割は自転車盗なので、駐輪場の多い駅前では高めに出ます。地点の判定では内訳も見られるので、何が多いのかも確かめてください。

医療

項目近いやや遠い遠い
救急病院(救急告示病院)まで3km未満3〜6km6km以上
内科のある病院・診療所まで800m未満800m〜1.5km1.5km以上
歯科まで800m未満800m〜1.5km1.5km以上
小児科のある病院・診療所まで1.5km未満1.5〜3km3km以上

800mは徒歩でおよそ10分です。老人ホームや会社・学校の中にある医務室など、一般の人がかかれない施設は除いています。

生活利便性

項目近いやや遠い遠い
駅まで800m未満800m〜1.6km1.6km以上
スーパーまで500m未満500m〜1km1km以上
コンビニまで300m未満300〜600m600m以上
ドラッグストアまで800m未満800m〜1.5km1.5km以上
図書館まで1km未満1〜2km2km以上
プールまで2km未満2〜5km5km以上

駅には地下鉄・モノレール・路面電車を含めます。スーパーには業務用スーパーやディスカウントストアも含めます。図書館は分館・分室を含み、大学や学校の図書館は除きます。

判定のしくみと気をつけてほしい点

使っているデータ

すべて公開されているデータで、出典を表示したうえで加工して使っています。地図画面の下にも出典を載せています。

分野データ提供元・時点
洪水・内水・土砂・津波・高潮ハザードマップポータルサイト(重ねるハザードマップのデータ)国土地理院。表示のたびに最新のものを読み込み
地震の確率・地盤の揺れやすさJ-SHIS 地震ハザードステーション(250mメッシュ)防災科学技術研究所。表示のたびに読み込み
住所検索・背景地図地理院地図の住所検索・地理院タイル国土地理院
町の境界と人口国勢調査 小地域境界データ(e-Stat)総務省統計局。2020年
治安犯罪オープンデータ(街頭犯罪7種)埼玉県警察・警視庁・千葉県警察・神奈川県警察。2023〜2025年
医療国土数値情報(医療機関)国土交通省。令和2年7月時点
神奈川県の救急病院救急告示医療機関一覧神奈川県。令和8年9月25日現在
駅国土数値情報(鉄道データ)国土交通省。2025年度版
スーパー・コンビニ・ドラッグストア© OpenStreetMap contributors(ODbL 1.0)、国土交通省 位置参照情報2026年11月1日時点
図書館・プール© OpenStreetMap contributors(ODbL 1.0)2026年11月6日時点

対応している地域

災害の判定(ハザードマップと地震)は、全国どこでも使えます。治安・医療・生活利便性と町名ごとの一覧は、いまは埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県の1都3県(251市区町村)に対応しています。県境をまたぐ範囲(たとえば埼玉県新座市と東京都練馬区のあたり)でも、両方の都県のデータでまとめて判定します。対応する地域は、データの準備ができたところから順に広げていきます。

よくある質問

すべて「安全」なら、その場所は災害の心配がないということですか?
いいえ。公開されている想定の範囲で区域に入っていない、という意味です。想定を超える災害は起こりえますし、液状化・盛土・活断層からの距離など、まだこのサイトで判定していない項目もあります。家を決める前には、市区町村のハザードマップや重要事項説明もあわせて確かめてください。
首都圏で地震の項目が全部「危険」になります。
関東では30年以内に震度6弱以上になる確率がほぼ全域で26%を超えているためで、間違いではありません。首都圏の中で比べたいときは、この項目を「気にしない」にして、「表層地盤増幅率(揺れやすさ)」で条件を付けてください。
駅前の町が治安「危険」になっているのはなぜですか?
件数を住んでいる人の数で割っているため、人の出入りが多く住民が少ない駅前や商業地では率が高く出ます。また件数の多くは自転車盗です。地点の判定に出る内訳と件数もあわせて見てください。
近くにあるはずのお店やプールが出てきません。
お店・図書館・プールは、誰でも編集できる地図 OpenStreetMap に登録されているものを使っているため、登録されていない施設は数えられません。特にプールは少なめなので、参考程度に見てください。
保存した候補や条件はどこに残りますか?
お使いのブラウザの中(localStorage)だけに保存され、運営者には送られません。ブラウザのデータを消すと候補も消えます。住所の検索と地点の情報は、ブラウザから国土地理院や防災科学技術研究所に直接問い合わせています。くわしくはプライバシーポリシーをご覧ください。
データの誤りに気づきました。
お問い合わせから知らせていただけると助かります。どの地点(住所)で、どの項目がどう違っていたかを書いてください。

運営者

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